日韓合同ブリッジコンテスト! 10年越しのつながり

慶熙中学と同志社中学で同じ教材のBridgeContest
アジアものづくり授業交流の一環で、2013年韓国キョンヒ中学のキム・ジヌ先生とともに開発したブリッジコンテストの授業。この取り組みは韓国の教員研究会の実践論文集にも共同執筆し掲載され、現在では両校で同じ教材を使って実施しています。今回の交流会では、キョンヒ中学の生徒たちが来校しました。 私の授業でブリッジコンテストを行っている最中に、キム・ジンヌ先生にも参加していただき、生徒たちへ直接アドバイスをいただくという貴重な機会を得ました。
同じ教材、同じルールで学ぶことで、国境を越えて共に考え、競い合うことの楽しさを実感できるのが、このコンテストの魅力。韓国の生徒たちの載荷量がすごかったことに生徒たちが驚いていましたが、彼らのアイデアや工夫に刺激を受けて挑戦している姿が印象的でした。このブリッジコンテストは、ただ三角形があれば丈夫になるという気づきだけで閉じ込めてしまうのはもったいない活動で、構造物の力のイメージ(部材の圧縮材・引張材など応力のイメージ)ができるようになると断然面白くなってきます。国境を越え、10年という年月を越え、今もなお学びの場として続いていることを嬉しく思います!(技術科 沼田 和也)



