KOOVで挑む!
光るUFOで楽しく学ぶプログラミング
同志社宇宙教育研究会を立ち上げてから早3年目を迎える。研究成果は、技術科の授業へ応用されています。ソニーが開発したブロック型ロボット教材「KOOV」を活用したプログラミング授業を行っています。本日の授業テーマは「光るUFOを動かそう」。生徒たちは、光をランダムに発するUFOを上下に動かすプログラミングに挑戦しています。生徒同士が意見を交換し、より効果的な動きを実現する方法を模索しています。
「ここを変更するともっといいんちゃう?」
「光のパターンを変えると面白いで!」といった会話が聞こえてきます。生徒たちの学びへの意欲が感じられる場面です。
KOOVを活用した授業では、単に知識を身につけるだけでなく、創造力や論理的思考力、さらに協働力を育成することを目指しています。この基礎的な学びを経て、次に、 SPRESENSE™を用いた本格的なC言語プログラミングに取り組みます。これにより、生徒たちは人工衛星の技術にも応用可能な高度なプログラミング技術に触れることが目標です。同志社中学校のプログラミング教育はすべての生徒が自ら学び、挑戦するSTEAM教育の場として位置付けています。このような教育プログラムを通じて、生徒たちは未来に必要な力を培い、幅広い可能性を広げています。(技術科 沼田 和也)
本校のプログラミング授業実践は、日本STEM教育学会に詳しい。→創造性とコーディングを組み合わせた宇宙教育に関するSTEAM教材の紹介
参考記事)
日本の宇宙開発の未来のために集結した14の技 -マルチコア・省電力ボードコンピュータ SPRESENSE™ SPR -革新的衛星技術実証2号機