RoboCup Junior Soccer 2025

藤井さんのロボットは、すべてオリジナル設計
自由研究でロボットづくりの発表をしてくれた藤井さんは、次のように言います。
「『RoboCup Junior Soccer 2025』は、技術力・自律性・安全性・チームワークを問われる国際競技であり、最新ルールや変更点への理解、書類提出の準備、安全への配慮が成功の鍵になります。」
まさに、問題のありかを自分の言葉で読み、問いとして引き受け直し、問いの再定義と試行錯誤と試作を繰り返しながら解決をさぐるプロセスではないかと思います。
藤井さんの取り組みで特に驚かされるのは、ロボットがほぼすべてオリジナル設計でつくられている点です。ロボットのパーツは3Dプリンターで自ら設計・出力し、ICチップについても既製品を使うのではなく、回路の設計図を業者に提出して専用のICチップを特注しているとのことでした。まさに一からロボットを構想し、形にしていく本格的なエンジニアリングです。
その大会に出場された藤井さんは次のように述べています。
「私は今回の大会を通し、ロボットを動かすために必要な部品やプログラム、センサーの調整など細かい作業一つひとつが結果に大きく影響することを実感し、改めて事前の準備や計画の重要性を学びました。また大会において、多くの未知のトラブルや故障が起こる中、チームで協力しながら問題を解決していくうえで、状況に応じて柔軟に判断する能力や、改善策を素早く考える力が必要だと思い知らされました。前述のとおり、大会ではロボットが思った通りに動かないなど予想外のトラブルも多くありましたが、それらはすべて次につながる貴重な経験です。大会を通じて私は、失敗を恐れず問題の分析とその改善を重ねることで、自分の技術や考え方を着実に成長させ、より良いものに進化させることができると実感しました。
今後は今回の反省と経験を活かし、より精度の高いロボットを作れるよう工夫を重ね、新しいアイデアの発見や技術の向上に力を注ぎ、大会でよい結果を残せるよう、常に挑戦し続けたいと考えています。」(藤井)
中学生なれば、本校ではこうした自由研究(個人探究)にじっくり取り組む環境があります。自分が夢中になっていること、興味や関心をもっていることをとことん突き詰めていくことができます。みなさんも中学生になったら、ぜひ自由研究に挑戦してみてください。そして、藤井さんのように、生き生きとした研究発表をしていだだけることを楽しみにしています。(技術科 沼田 和也)





