DNA模型のストラップづくり
ものづくりでサイエンスを体験する
DNAは私たち人間も含めた生物の設計図です。人間の体は、約60兆個の細胞からできていて、それぞれの細胞は決まったタンパク質で作られています。細胞の核と呼ばれるものの中に、染色体と呼ばれるものが46本あり、染色体はDNAが折り重なってできています。今回皆さんと作るストラップ模型は、DNAの塩基配列(ATGC)の組み合わせの模型をビーズで表現します。あくまでも模型に過ぎませんが、作ることを通してDNAや細胞、生物の神秘を想像する手助けとなることを願ってこのプログラムを用意しました。
Artecの教材をつかって、DNA模型のストラップづくりを行いました。アデニンとチミン、シトシンとグアニンのペアを色違いのパイプで表現して規則的にビーズでつないでいくという工作です。ビーズをワイヤーに通しながら、DNAのことを考えて、癒される。そんな工作の時間でした。
ところでyoutubeにはとても解説の上手な先生がyoutubeに動画をアップされていて、本当に学習インフラというものが整ってきています。優れた解説ができる先生の動画が無料でみれるという今の時代において、ますます私たちの授業デザインをバージョンアップさせていかなくてはなりません。ここでyoutube動画を3つ紹介させてください。高校授業のクリップですが、とても分かりやすいです。
#1 【高校生物】 遺伝1 DNAの構造(12分) https://youtu.be/gnZjUIAfYK8
#2 DNAの構造(リン酸・糖・塩基) https://youtu.be/VwF4qugXXrE
#3 DNAからタンパク質へ−3D https://youtu.be/gG7uCskUOrA
DNAストラップと映像、ぜひ楽しんでください。(沼田)