ホイスコーレの学び、デンマークでの留学経験を生かす
世界とつながる探究的な学びを手軽に教室で
「世界とつながる探究的な学びを手軽に教室で」をモットーにしている株式会社Inspire Highで活躍されている森本奈緒美さんに直接来ていただいて、お話いただきました。森本さんは京都出身ですが、高校時代にデンマークに1年間留学し、その影響もあって大学では教育哲学を学び学校教育における対話の影響をテーマに卒論を執筆されました。
一度は人材育成の会社で働き学校教育から離れるも、退職後26歳でデンマークに再度留学し、やはり学校教育に携わりたいと思い、Inspire Highという会社に就職されました。海外留学、北欧(デンマーク)での学び、会社選びや就職活動、現在の仕事を通して社会貢献することなど、ざっくばらんにお話いただきました。
LEGO、人魚姫、みにくいアヒルの子などデンマークの発祥というのも初めて知りました。家具もすごく有名です。乾杯という意味のskalは、日本では飲料水の商品名になっています。ホイスコーレ・ソングブックという歌集には、デンマークの文化を大事にしようという思いから作られた歴史も感じる歌集です。学校だと何か催し物があるたびにこの歌集を使ってみんなで歌うそうです。
デンマークも行ってみたいと思いました。あっという間の時間でした。(沼田 和也)
気づきnoteより
・「お話を聞いた感想
→デンマークという国についてとても興味を持つことができました。元々、北欧フィンランドをはじめとした、ヨーロッパにずっと興味を持っていたので、デンマークも行き先の一つとして興味が湧きました。次に、デンマーク語は発音がとても難しいということがわかりました。Æ,Å,Øなど、アルファベットなのに見たこともない文字が出てきて、これらをしっかりと読めるようになりたいなと思いました。そして、レゴやスコールなど、デンマーク語発祥のもので日本でも有名な物が沢山あること、そして、デンマーク領グリーンランドとデンマークは、全然違う国(言語や文化など)だということも分かりました。
・森本さんの論文の感想
→1,2章
究極の『みんな違ってみんな良い』だなと思いました。暗記ばっかりするのではなく、生徒と教師の距離が近い点は、今の同志社中学校とも通じるところがあるし、一般人(自分たち)が政治に参加’するにあたって、最低限の知識を平等に学ぶことはとても大切なことだなと思いました。また、日本では、戦前から平成半ばにかけての『詰め込み教育』が行われていた中で(偏見)よく「『対話』が教育において大切だ」(※←理解不足ならすみません)と考える人がいたなと、とても関心しました。
3〜終章
→N.F.Sグルントヴィらの「教科書を読むだけの教育ではなく、<生きた言葉>による、『対話』(←すみません、この言葉の意味は最後までわかりませんでした。)が教育において必要であること、デンマークの『フォルケホイスコーレ』という学校についても知ることができて、自分も自分のやりたいことを『モチベーションを持って』やり遂げることが大切だということも大切なことなんだなと思っていました。その一方で、デンマークのフォルケホイスコーレでは、自分がやりたいことや自分で友人を見つけることができなければ、もはや『行く意味が無い学校(?)』に成り下がってしまうのかなとも思いました。
僕も色々な人と会って話をしたり市自分の読みたい本を読んで自分も変わりながら、自分のやりたいことや目標をしっかりと持って生きていくことが大切なんだなということを考えていました。
また、終章の『筆者は小学生時代に強烈な学級崩壊を経験し、中学時代でもスクールカーストの窮屈さを感じていたことから、基本的に教育に悲観的な時間を過ごしてきた。そんな中、初めて学校を心から魅力的だと感じたのが、エフタスコーレの時間であった。』(森本さんの論文、終章より一部抜粋)ということから、「どうしても日本でどうにもならなくなったら、本当にデンマークに逃げようかな」と思ってしまったことが、自分のことながらとても印象に残りました。
論文全体の感想
→難しい言葉や、漢字が出てきてアリストテレス同様読むのに時間がかかったり、森本さんが伝えたかったことを100%理解することはできなかったので、この感想から、大体100%中何%くらい理解できているか教えていただけると幸いです。(回答求む)
もう一度読み返したりして、しっかり意味を理解できるように頑張ります。
・全体の感想
→デンマークという国に対して深く知ることができました。外国に行ったことがある人にこんなに深くお話を伺う機会なんてないと思うし、ましてや他の人の論文を読ませていただくことなんて、滅多にないと思ったからです。また学校に来た時に、詳しくお話を聞き、最終的にはヨーロッパ(デンマーク含む)に行くことを目標に生きていこうと思います。今日はありがとうございました。」(2年松田)”
・「デンマークで学んだ事が日本でも活かす事ができたことに驚いた」(1年田中)