同志社中学校の美術の授業が合同会社amiamiとコラボレーションし、あたらしい芸術鑑賞へ取り組みをスタートしています。この取り組みは、「美とは何か?」という本質的な問いを軸に、アートを通じて未来のインクルーシブな社会を描き出す画期的なものです。
- 作品鑑賞で多様な価値観に触れる
- 生徒自身がテーマを選び、自分との対話を深める
- 表現活動を通じて自己と向き合う
例えば、アーティストの作品に込められたメッセージを探る中で、生徒たちは固定観念を超えた視点を学び、自分の感じたことを作品として表現し、互いに発表し合うことで、他者とのつながりや自己理解を深めます。このプロジェクトは、生徒たちのアートの再定義をうながします。教育と企業が連携し、多様な価値観を尊重する未来社会への第一歩を示しています。社会的課題への理解を深め、自分たちの役割について考える貴重な機会となることを願っています。
このように他にはないオリジナルな授業を通じて、既存の授業枠をもう一回り広く構え、生徒たちに「本物」に触れる体験を提供することを目指しています。この単元授業も本日で最終授業となります。どのような生徒たちのアウトプットがでてくるのか楽しみです。
本校美術の教員である橋本さんは「同志社中学校・美術科におけるアクティブラーニングの試み-鑑賞的体験の言語化を通した美術の俯瞰的理解-」など豊かな実績をお持ちです。(教頭 沼田和也)