京阪本線のダイヤグラム完全版!
本校の自由研究のとりくみは、夏休み期間をメインに生徒全員によってとりくまれています。1、2年生は9月のレポート・作品を提出して一旦区切りとなりますが、最上級生の3年生は、その後も研究を続け、翌年2月に行われるポスターセッションで全校生、保護者の皆さんにその成果を発表しています。(2021年2月は、コロナ対応で教室に分かれて少人数でのプレゼンになりました。)
今回は、先輩の自由研究の力作を紹介します。
2018年度卒業生の萩原旭さん(現高校3年生)が完成させた京阪電車、始発から終電まで、出町柳⇔淀屋橋・中之島という本線パーフェクトバージョンのダイヤグラムです。中学3年生の自由研究でとりくみを開始され、完成は高校1年生の終わりでした。京阪本線のすべての電車の進行を記載しています。横軸が始発から終電までの時刻を表していて、6メートルを超えます。B4のグラフ用紙43枚にのぼる超大作です!
ダイヤグラムは横軸が時刻、縦軸が駅(距離)となっていて、各電車が直線グラフで表されたものです。「時刻表」を見ても、電車の出発・到着時刻、停車時間がわかるのですが、ダイヤグラムを作ると、さらに2つの電車のすれ違う時刻(追い抜き、追い抜かれる時刻も)と場所がわかり、また各電車の平均速度がグラフの傾きとして表されているので、より多くの情報がわかります。
コロナ対応のため、グラフ用紙の合体作業ができないままでした。今年1学期終業式後、全ピースを接着して、数学ゾーン2階西端の壁についに登場です。(2021年7月26日) 途中で諦めずにやり切った萩原さんのpassionに敬意を表します。
(数学科 園田毅)