鶴屋吉信の未来への挑戦
古き良き文化としての伝統と未来の和菓子文化のかけはし
その老舗中の老舗といわれる 鶴屋吉信 専務取締役兼FACTORY長にがお話をいただきました。伝統を持っていることの良さと、古き良き”伝統”を未来にいかにしてつないでいくかという答えのないチャレンジをされています。
「任天堂×和菓子」 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000045479.html
ハロウィン×和菓子 https://www.tsuruyayoshinobu.jp/news/release/245
クリスマス×和菓子 https://shop.tsuruyayoshinobu.jp/products/45100008
100周年を迎えた「京観世」は、なんと今も手作りでつくられているとのことです。食感、美しさから機械化ではなく手作りにこだわられているそうです。工場のビデオを見せていただきました。将来、工場見学も行ってみたいです。
稲田さんから中学生のみなさんにお薦めの本を紹介いただきました。
荒川 詔四 (著) 『優れたリーダーはみな小心者である』 – 2017/9/22
世界最大のタイヤメーカー株式会社ブリヂストン元CEO。
世古詞一 (著) 『シリコンバレー式 最強の育て方 ― 人材マネジメントの新しい常識 1 on1ミーティング』
生徒の皆さんからの気づきノート
・「和菓子は昔からずっとある。手作業でやっている。」(1年)
・「「カービィ最中」や「ポケモンもりのヨウカン」など、人気なものとのコラボ・イベント(ハロウィンやクリスマス)に対応した創作生菓子によって若い世代にも和菓子が売れている。鶴屋吉信では機械化すると商品の完成度か変わってしまうため、手作業で作っている。味の良さを知ってもらい、良いものを作るために国内産の小豆を使っていて、農地訪問もしているところにこだわりを感じた。小豆の品評会を毎年行い、味の良い小豆を使っている。それぞれの小豆で味が違うのがわかるらしい。昔から砂糖を特注で作ってもらっている。良い商品を作るための強いこだわりが感じられる学びプロジェクトでした。」(3年)
・「私は今回の話を聞いて、歴史のあるものでも長く続くためにはその時代に順応する必要があるということがわかりました。また、話の中でも言っていたけれど、工場見学とかで和菓子を身近に感じることが出来たら、若者も興味を持つと思いました。」(2年)
・「和菓子も今の時代のニーズに合わせて変化しているのだと思いました。」(2年)
・「材料への強いこだわりが伝わりました このこだわりをもっと世にアピールしたら若者の目にとまりやすいのでは?と思いましたが密かにこだわっているのが京都らしさなのかな?!
私の母はものすごく餡子好きなので稲田さんが卒業生と知れて嬉しかったらしいです。文化祭に出店していただいたりもっと学校内でそのことを知る在校生が増えたら学校帰りスタバではなくtubaraカフェに寄る学生が増えるかな♪ 和菓子のあれこれ話とても面白かったです。またの機会があることを楽しみにしています。ありがとうございました。」(2年)
公式HP https://www.tsuruyayoshinobu.jp/
インスタ https://www.instagram.com/tsuruya.yoshinobu_wagashi/?hl=ja
将来、亀岡にある工場もぜひ見学させていただきたいと思いました。とてもすばらしいお話をありがとうございました。(沼田)