野外教育の充実にむけて
個の決断力と他者と協力するマインド
今後学びプロジェクトとしても取り入れていきたいことがある。それはロッククライミングや野外活動だ。「エッセンシャル エデュケーション センター」の代表取締役CEOをつとめる「田 中 翔 紘(Shoko TANAKA)」氏は、10代を「体験学習・野外教育・冒険教育・ビジネストレーニングの専門的な知識や技術を持った専門家との連携によりEssential Educationの場を学校教育に設定する大切な時期」ととらえ、人間のもつ力を最大限に広げる取組をされている。
田中氏の企画によって、ロッククライミングが本校でも実現した。有志の生徒であったが、それはかけがえのない貴重な経験となった。写真をみるだけでその様子がよくわかる。
本校では、北アルプスの登山を学校教育の一環として続けてきた。それは体育学群のなかでも野外教育はそれの根幹にあり、自然活動のフィールドワークとあわせて人としてのマインドの持ち方や自然と人間の関係を肌で感じることができることに注目してきたからだ。今では、楽天など一流の企業が野外活動に注目し、社員の皆さんとともに大きな山登りを挑戦され、組織として協力する力を育もうとされている。学校教育でも、チームビルディングが教育の根幹となるのは間違いない。(沼田)
楽天さんの野外活動の記事
https://corp.rakuten.co.jp/innovation/rnn/2018/0925/
https://forbesjapan.com/articles/detail/23168/1/1/1