SDGs・環境に適した家を 作るには?
~細かな工夫で変化する~
1年生の冨田さんはとても素晴らしい自由研究を提出してくれた。冨田さんは、建築に強い興味を持っておられた。研究のとっかかりを次のように述べている。
「近年、環境問題やSDGsなどが世界的に注目されて いる。なので、私が興味を持っていた建築模型や間 取りと何か関わりがあるのか気になった。そこで、 環境に配慮しながら暮らしやすい家について考え、 建築模型を作ると決めた。」
そして福井の地域・歴史・行政を調べられ、次に建築法規を調べられ、実踏調査にもいかれている。フィールドワークでリサーチした結果を、建築模型に落とし込んでいる。ただの思いつきだけのアイデアではないのだ。中学1年生にしてここまでやってくれるとはびっくりした。富田さんは次のようにまとめている。
「まずは、建築模型が完成できてよかったです。最初はスチレンボードを切るの も難しかった私ですが、最後の方は綺麗に真っ直ぐ切れていました。とても嬉しいです。今回の自由研究では環境問題とSDGsに取り組んだ家をテーマにしま
した。自分が知っている工夫もあれば、初めて知ったものもあり、自由研究の ために調べたというよりも、自分のために調べることができました。そこが良 かったところかなと思います。そして、SDGsの見方が少し変わりました。私は SDGs=環境問題と勝手に結びつけていました。でも、自由研究で調べてみて SDGsは環境問題だけではないと思いました。もちろん、環境問題も大切です が、家の使い勝手の良さや便利さ、自分に負担がかからないかなど人に寄り 添ったものだと思います。今回の自由研究は自分のためにできてました。2年生 の自由研究も自分のためになるようなものにしたいです。」
リサーチと経験に基づいたアイデアで工作できる冨田さんは素晴らしい。(沼田)
冨田さんのプレゼンをぜひご覧いただきたい。
SDGs・環境に適した家を作るには? ~細かな工夫で変化する~
https://jhs.js.doshisha.ac.jp/wp-content/uploads/2023/01/7ac30f33ee40eaf2a039f71f34fa8372.pdf