構造化バッテリーの創生とその評価
三浦先生が取り組んでいる研究テーマ
キャパシタって何かわかりますか?電極で挟まれた誘電体は、電荷は0だけれど、電池をつなぐと電荷が移動し始め、誘電体には分極し充電が完了します。放電時には、充電したキャパシタは放電する。
三浦先生は、平面型キャパシタの材料の評価と改良に取り組んでおられます。薄くて柔軟で、スペース効率にするぐれるもとしてそれを安定的に供給できることをめざしています。ポリイミドフィルムにレーザを照射すると炭素が生成する。炭素は電気を通すことから、電極として利用できることから、平面型マイクロスーパーキャパシタが作成可能となる。まるでまるで、”クリアファイルのような電池”であり、それは薄く柔軟である。衝撃に弱い部分をCFRPに組み込むことで強化し、構造化バッテリーを考案していくことをめざしておられます。CFRPとはカーボン素材として私たちの生活に結構つかわれていて、競技用自転車、スポーツカー、バット、釣り竿、、、いろいろなところに使われています。
EV車の今の課題はバッテリーに関連するものがほとんどなのだけれぼ、もし三浦先生の研究がうまくいけば、「車体に充電ができる」なんて未来がまっているかもしれない。(沼田)