全米の学会(ITEEA Kansas City 2019) にて同志社中学校の技術教育を発表
International Technology Engineering Educator Association
米国カンザスシティーで開かれたITEEAの国際学会にて、発表できる機会をいただくことができ、同志社中学校の技術科での取組を報告してきました。お話させていただいたメイントピックは、Asia STEAM Campです。Asiaを中心にして各国から大人や生徒が集まり2日間のSTEAMに関連するワークを共同で行う取り組みです。アメリカと韓国の研究者の方からは、国際的に広めようとする努力について肯定的な意見をいただきました。
私が発表させていただいたInternational Roundtable セッションでは、2スロットもあり、韓国、台湾、中国、ドイツ、バミューダ、中国(南京師範大)、シンガポール、オランダ、日本が報告者として選ばれていました。
学会で同じく発表者に選ばれておられた先生(千葉)もいらっしゃって、初めてお会いしたにもかかわらず、お会いした瞬間から住まいや年齢や職場(大学か中学校か)の違いを超えて、報告後も親しくさせていただきました。私が感じる学会の面白いところは 、初めてお会いしたにもかかわらず、いきなり本題からでも会話できてしまうことかなと感じています。
辛いところは、セッションの部屋に入ってくる人数(申し込みの数や評判を聞いてからの集まり具合)が“市場原理”にさらされていることです。もっともすごい注目を集めているのが中国の発表者の方のときでした。立ち見であふれて、扉も開かれたままでした。背筋がピンとなりました。(knumata)