住みたいお家を作ってみよう!
平面図形が3Dでウォークスルーできる
2年生の技術家庭の授業では、間取りのホームデザイナーを使って、バーチャルな建築に取り組んでいる。外村先生が生徒に課したことは以下のようなことである。
日本の住まいの特徴とは?
間取りを科学的な視点から考察
安全性とは
「より良い」住生活とは?
家族が暮らす住まいに関心を持つことから全ては始まる。建築とは、構造計算で頑丈さとコストのバランスをとれば終わりというものではないのが面白いところだ。「美しさ」とは何か? 「人が住む」とは? 家族が快適に暮らせる住まいを作ろうとすれば、「住む」とはどういうことか「幸せ」とはどう言うものかという哲学的な問いと対峙することになるからだ。デザイナーと施主と業者とその向こう側にいる人々の暮らし、暮らしを通した家族の幸せなど、いろいろなことを考えるから、とても建築はとても魅力的なのだ。
生徒たちが出してくる住まいの報告書と、プレゼンテーションが楽しみだ。(沼田)