短歌で想いを伝える
廊下に広がる学びのスイッチ3
一枚の写真×短歌が創り出すクリエイティブなスペースがある。一枚の写真にそえる短歌は、キャッチコピーのようなビジュアルをもちながら、五・七・五・七・七という統一されたリズムが、まるで”短歌スケールで奏でる音楽”のようだ。
疲れても 思い浮かぶよ 君の顔 見ているのかな? この同じ空
やんわりと 急げと告げる 駅メロと 200ビートで 走る足音
親子連れ 「もう押していい?」 嬉々として 幼い指で つぎとまります
夕暮れの 肩をならべて 語り合う 影に映りし 君のほほえみ
せつなさ、やさしさ、さみしさ、様々な感情を、様々なメロディーにのせて”その時と場所”に瞬間移動させてくれる。ハーモニックマイナーな気持ちになったり、時にメロディックであったり、感情のジェットコースターに乗せて、旅に誘ってくれるスペースがここにある。
中学生になったら、旅のコンセルジュとしてこのスペースに参加してほしい。(沼田)
TANKA Rhythm is an Emotional Stave
Here is a creative “Media Space” with student’s work which is composed with a photo and a “Tanka Poem”. Every single “Tanka Poem” with a photograph is an emotional art. “Tanka Poem” has a rhythmic syllable rule of 5-7-5-7-7. This rule allows us to enjoy “Tanka Poem” like music as like “music played on a tanka scale”.(NUMATA)