マイ箸を作る!
使い捨てから、食文化の創造にコミットする
中学生になると技術科という新しい科目があり、その中には本格的な木工作の体験ができます。
刃の調整がとても難しいプロフェッショナルな道具に鉋(かんな)という道具があるのですが、その鉋を使って木の棒をひと削りひとけずり丁寧に削り出していきます。
先端部にかけて細くなっていく四角すいのシルエットは、「自分が鉋を使えるようになった証」として美しく、誇らしく見とれてしまうものです。バーニングペンで模様や名前を書き、彫刻刀でデコる。クルミをつぶして、自然のω3のオイルを塗布し完成したマイ箸は、使うのがもったいないくらいにつやびかっています。中学生になったら、自分の箸を作ってみませんか?(沼田)