ブリッジ・コンテスト2021
STEM/STEAM教育の実践
限られた条件の下、学んだ知恵と考え得る工夫を総動員して強いカタチを設計するブリッジ・コンテスト。10月から開始しました。本校のブリッジ・コンテストは日本の全国の中学校技術の授業で最も歴史のある授業です。写真は、各自の設計が終わり、材料を切りそろえている段階です。どのような橋ができるのか楽しみです。強いカタチとは?それを実現する工法は?正しい答えは一つではありません。最適な解を各々が探して、トライアル&エラーを繰り返していきます。H組の皆さんの様子から、セロテープで仮留めしていくやり方が始まりました。アイデアや知的財産と言われるものは、工法ややり方という作業のジャンルにもあります。こればかりややってみなければ思いつかないし気づかない事柄です。何事もやってみて初めてわかることがたくさんあります。中学時代に本当にためになる良質な経験をたくさんつんでいただきたいと思っています。
1996年よりブリッジ・コンテストはスタートしています(土木学会誌→)。教員免許講習会でも実践の紹介とワークショップをしたり、アジア諸国に出向いていって出前授業をするなど、ブリッジ・コンテストを教育活動として広めてきました。(沼田)