コミュニケーションパズルの製品づくり1
ヒト・モノ・コト・お金を組み合わせてソーシャル・デザイン
中小企業ものづくり共創協会の玉城さんと本庄さんにお越しいただき開発中の「コミュニケーションパズル」のワークショップをしていただいた。日頃生活の中で、伝わっていると思っていることが伝わっていなくてヤキモキしたことはないだろうか?自分が言ったことが、相手に伝わるとは限らないので、内容をよく考えないと行けないなと気づいたり、共通の言葉を持てていることをお互いが認識できるかというのことも関係するだろう。そんなことを体験的に気づくことができ、楽しめる時間だった。
参加した生徒は以下のような気づきを残してくれた
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「身近なところから発想を広げ、それをさまざまなものと組み合わすことをしている大人がいることに驚きを感じた。特に会社で働いている人たちは、目の前のことに一生懸命でありがら、さらに大きなことにも挑戦されている。1つのものを通して地域や社会と繋がっていくのが面白そうなので、ぜひ協力したい」(Kimura)
「小さい子からお年寄りまで誰でもできるもので、考える力や考えの幅を広げることができるし、頭をフル回転させなければならないのが良いと思う。色々な形で世界で楽しめるものだと思いました。」(Nagasaki)
「人とのコミュニケーションの中で、伝わる時に伝え方を共通の言葉で言うことが難しく、話す内容を考えるのが少し大変だった。これを日常の生活に活かせたらとてもいいことだと思った。」(Wada)
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実はこの商品は試作品とのこと。これからどのような形や色にして、どのような遊び方にしていこうかを考えているとのこと。地域の産業、障がい者の方々の作業、パズルゲームを通してコミュニケーションの大切さに多くの人が感じること、まさにヒト・モノ・コト・お金を組み合わせて、社会をデザインしようとされている深いチャレンジなのだ。中学生のアイデアとものづくりのプロフェッショナルの方々がコラボレートした時、どのような化学変化が起きるか非常に楽しみだ。(沼田)