クリエティビティを競うBridge Contest 22
生徒たちの仮説が詰まった創造性豊かな橋模型
ブリッジ・コンテスト22がスタートしている。ブリッジ・コンテストとは、限られた条件の下、学んだ知恵と考え得る工夫を総動員して強いカタチを設計し競い合うものだ。外村先生のブリッジプロジェクトは11月から開始ている。生徒たちの創造性を生かして様々なデザインの橋模型が出来上がってきている。それぞれの作品に、生徒たちの仮説と工夫があり、次回の授業で行われる強度試験においてその結果が明らかになる。早く完成した生徒は、デザインした橋の特徴をKeynoteにまとめている。生徒たちのプレゼンもまた楽しみだ。
ところで、本校のブリッジ・コンテストは日本の全国の中学校技術の授業で最も歴史のある授業で、土木学会誌や『新 技術科の授業を創る』(学文社)などで紹介されている。2020年までは、教員免許講習会でも実践の紹介とワークショップをしたり、アジア諸国に出向いていって出前授業をするなど、ブリッジ・コンテストを教育活動として広めてきた。(沼田)