きみも世界を変える力をもっている

世界的ベストセラーとなった『サピエンス全史』は読まれた方も多いのではないだろうか。著者ユヴァル・ノア・ハラリ さんは子ども向けの『サピエンス全史』を書かれ、河出書房新社から11月に発行された。

『人類の物語　Ｕｎｓｔｏｐｐａｂｌｅ　Ｕｓ　ヒトはこうして地球の支配者になった』

ユヴァル・ノア・ハラリ 著　リカル・ザプラナ・ルイズ 著　西田　美緒子 訳

いち早く読破した中学二年生の木村さんは、ブックレビューを書いてくれた。

「『ジングルベール　クリスマスプレゼントまだ来ないのかなぁ〜わぁっびっくりした。おばけかと思ったよ〜！』クリスマスには，なんてことも。こんな他愛のない話の中にも，たくさんの見えないものが登場すると思わない？サンタさんってほんとにいるの？おばけって怖いけど見たことないよね？！そう，この地球にはたくさんの目に見えない見たことのないものが存在する。でもそれがあるとみんなが知っているのはなぜだろう？友達と同じ話で分かち合い理解し合えるのはなぜなのだろう？疑問に思ったことはないだろうか？この本は，そんな疑問を歴史や社会という観点でわかりやすく紐解いてくれる人間のトリセツ。ちょっとおもしろく思わないかな？『きみも世界を変える力をもっている』変えてみない，これからの自分。」(木村さん）

このクリスマス、書店や図書館でぜひ手に取ってみてほしい。小学生のうちから人類史を学ぶことができる。（沼田）

参考）
社会の授業はこちら→『サピエンス全史』から学ぶ1年生社会の授業