今日は3月14日、「円周率の日」です。おわかりのように、円周率3.14にちなんでいます。英語では「Pi Day」(πはPiとも書きます)となり、食べ物のパイ(Pie)と発音が同じなので、この日にパイを食べてお祝いする習慣もあるようです。
中学数学では「π」を使うようになりますので、1年生の授業で円周率πにちなんだ話題を紹介しました。その内容をスライドでご紹介します。
最初のスライドは、立志館2階廊下(数学1教室と数学2教室の間)に展示されている円周率が5万ケタ書かれたポスターです。左上から、3.141592…と始まり、右下に5万桁目の数字1が書かれています。円周率は5万桁以降も無限に続く「無理数」と分類される数です。
このポスターはドイツ・フランクフルトの近く、ギーセンにある数学博物館で購入しました。この数学博物館Mathematikum(マスマティクム)を訪問したことが本校で博物館を作ろうと思い立ったきっかけです。
次のスライドは、2階MS(メディアスペース)に、円周率1万桁が記された雑誌のページを拡大したポスターです。円周率が1万桁(けた)あれば、4桁で表される自分の誕生日や記念日か見つかる可能性が高いです。同志社の創立記念日11月29日(1129)、憲法記念日5月3日(0503)も見つかります。皆さんも自分の誕生日や家族の記念日を探してみてください。元ネタは「月刊円周率」(暗黒通信団発行)という雑誌です。雑誌の名前もおもしろいでしょう。
(数学科 園田毅)