日々の礼拝が行われる宿志館の入口のレンガ壁には、写真のようなテラコッタ(素焼)レリ-フ(意匠:香山壽夫氏、制作:望月薫氏)がはめ込まれています。毎日一度は通るような場所にありますが、なかなかこのレリ-フをじっくり見ることはないのでは・・・。
正面中央には図像「天の父」(写真上)があり、手元の説明書には下の聖句が添えられています。
「天は神の栄光を物語り 大空は御手の業を示す。昼は昼に語り伝え 夜は夜に 知識を送る。」 (詩編/19.2-3)
またその左下には、さまざまな学問の分野が記されたレリ-フが縦に6つ並び、同志社での学びの特徴でもある「リベラルア-ツ」が伝わってきます。また、右側には「ぶどうの木」(エッサイの木)が見事に表現され、やはりこの場所に立つと、同志社教育の光と風を感じることができます。
「水が海を覆っているように 大地は主を知る知識で満たされる。」 (イザヤ/11.9) 「わたしはまことのぶどうの木 あなたがたはその枝である。 人がわたしにつながっており わたしもその人につながっていれば その人は豊かに実を結ぶ。」 (ヨハネ/15.5)
リベラルア-ツを「人間を自由にする技」と定義するならば、これを学ぶことで得られる人間力は計り知れません。
みなさんもぜひ、この場所に立ちどまって人生を切り拓く力を獲得してみてください。
Every day, as we enter the school chapel, we pass under some terracotta reliefs. Often, people don’t notice them, but they have a lot of meaning.
The one in the middle represents our “Father in Heaven”, and it has the 2nd and 3rd parts of Psalm 19 written underneath it.To the left and below is a relief containing the 6 liberal arts, or “callings” that Doshisha provides for its students. To its right is a relief containing a grape vine, which shows how every student is connected to Christ, Doshisha and to each other.
Liberal Arts is said to be a set of “skills that sets you free”. Please stand below the reliefs, and gain the ability to discover your future.