今回は、学内から少し足を伸ばしてみます。時々記される「学外探訪」の1回目です。
本校の南側にある宝ヶ池は、クラブ活動でのランニングの場所や理科の自然観察などで訪れる場所です。ここの山域は今、薄いピンク色が新緑の中に組み込まれ、見事な春の里山の景観です。春は花見で有名なソメイヨシノも薄いピンク色が見事です。しかしこのコバノミツバツツジの色は、表現することばが見つからないほどの見事な色彩です。そばにいるだけでうっとりするほどです。
さて、このツツジの特徴をみてみましょう。1本の雌しべのまわりに雄しべが10本あり、5本のヤマツツジと区別できます。そして名前にある「3枚」の「小葉」(こば)が、花が満開の頃からじわじわと育ってきます。またアカマツやコナラの林と相性がいいようです。
みなさんはランニングの最中などはなかなか花の観察ができにくいですが、放課後や休日の時間を利用して、是非「宝ヶ池の宝物」と出会ってほしいと思います。
This time, we are going to move away from the school.
To the south of our school, there is Takaragaike Park, which is a popular place for our students to go running. And, now it’s spring, there are a lot of flowers blooming there, so it’s a great place to just go and relax under the trees.
Especially the azalea flowers are beautiful in both color and in shape.
Maybe, if you go there for running, you won’t have time to look at the flowers, but please take some time to look at the “treasures” of Takaragaike Park.