今年は10月26日に来校される風間浦中学校と本校との交流も早25年目となりました。
創立者新島が「快風丸」に乗船し函館に向かう途中、風向きと潮流の影響で立ち寄ったのが風間浦村でした(1864年4月19日)。それから128年後の1992年に「新島襄寄港記念碑」が建立され、その後毎年、風間浦中学校の2年生と本校生との交流が継続しています。ある年チャペルで披露された「ソウラン節」からは、本州最北端の自然の姿とその自然を土台にした生命の息吹を感じることができました。
さて、本校想遠館3階には、2012年の交流20周年を迎えた時に設置した『風間浦記念Room』があります。ここには、これまでの交流で交換された記念品や当時の交流会で展示されたものや写真などがコ-ナ-いっぱいに飾られています。創立者が結んでくれたこの交流はこれからも長きにわたり継続したいものです。
風間浦中の生徒が本校生との交流後に記した感想文が目に留まりました。味わい深い一文です。
「自分たちの考えで自分たちの力で学園祭を作り上げるという、同中生の行動力、積極性、団結力に驚かされた。この経験を活かせれば風中はもっと前進できるのではないか。」
「自由ってうらやましいと思った。でも楽ではないと思った。」
Each year many staff and students come from Kazamaura Junior High School in Aomori Prefecture to visit our school. This program has been continued for 25 years. In 1864, our founder Joe Nijima spent some time in Kazamaura before continuing to Hakodate. On the 3rd floor of the Souenkan Building there is a special room with memorabilia and photos from the exchange.
Included in these memorabilia there is a list of the impressions Kazamaura students have of Doshisha Junior High School, which is quite interesting.
We hope that the relationship between the two schools continues forever.