4月18日は毎年恒例の「全校避難訓練」を実施しました。地震活動期に入ったと言われる日本列島で、安全な場所はどこにもありません。日頃の防災・減災への心構えが、いざという時の行動に結びつきます。この日、生徒のみなさんは、担任の指示で終礼の場所から避難経路に沿って的確に避難場所の「交流グランド」に集合していました(右上)。
「天災は忘れた頃にやってくる」とは物理学者の寺田寅彦の言葉です。地震活動期に生きる私たちは、常に備える気持ちを持ち続けていきたいものです。
ところで、ここ岩倉地域に被害を及ぼすとされる地震は「東南海トラフ」連動型地震と、本校から東に2kmのところを走る「花折断層」による地震などが想定されています(右下)。しかし地表に現れていない活断層が伏在している可能性もあります。
断層の場所は直線状で道も容易に作りやすいため高速道路や新幹線ル-トに利用されたりしてきました。花折断層の場合は「鯖街道」の街道筋になりました。
本校は「指定避難場所」にも指定されています。地域防災・減災の拠点としても日頃の地道なとりくみが大切です。
As shown in the photo on the right, we had an emergency drill on April 18th this year.
Because Japan is so earthquake prone, it is said that nowhere is safe. It is also said that a disaster could occur when we least expect it. If you look at the map, you can see there are fault lines within 2km of our campus. In fact, it is thought that there may be more fault lines than we know of.
Our campus will be an evacuation point in an emergency, so we need to be prepared at any time.