野鳥の世界も毎年さまざまな影響で変化し続けています。
冬の旅鳥としての渡り鳥も、繁殖や経路にあたる土地、越冬地の環境変化などによって、飛行ル-トの変化や渡来数の増減が起こります。
都鳥として有名なユリカモメも、シベリア、カムチャツカ方面から数千羽渡来していた数10年前から、今年などは70羽ほどしか確認できませんでした。一説には繁殖地のカムチャツカ半島での環境異変が原因ともいわれています。
さて、本校のキャンパスや宝ヶ池、賀茂川でもはるか数千キロ彼方から訪問してくれた野鳥のみなさんと出会うことができます。
ジョウビタキは3年D組の南側の庭で羽を休めていました。最近増えた野鳥はカワアイサやイソヒヨドリです。
カワアイサは数年前から賀茂川などでよく見られるようになりました。カワアイサの世界で何かが変化したのです。
みなさんも、休み時間や放課後にタブレット学習等で疲れた眼を休ませる意味でも、是非、いろいろな野鳥と出会い、その野鳥の渡りを想像し、自分のことばで語り合ってみて下さい。