本校が今出川から現在の岩倉校地に移転して「多様な生き物が学内で活動している!」と実感することが多いです。西側の岩倉川周辺からは、サワガニ、ハグロトンボ、シマヘビなどが来校し、アブラコオモリが立志館を飛び回り、先日はアシダカグモが宿志館の音楽教室に出没しました。
写真は初冬の想遠館北広場の枝に置かれたカエルです。「モズのはやにえ」として有名なのですが、子どもたちの珍解答には驚かされます。「モズのはやにえを説明せよ」との問いに、モズが鍋でグツグツ煮られている図の横に「他の鳥に比べて早く煮える」との説明がありました。お鍋料理の美味しいシ-ズンなので、図には野菜やキノコも入って雰囲気が出ていました。モズという鳥が行うこの行動は、実はまだはっきりとした理由がわかっていません。冬季の食糧保存、食べている途中で外敵が来たのでそのまま逃げた、もともと食糧になるような動物をとらえる本能がある、など多様な説があります。昔は「はやにえ」の地上からの高さでその年の積雪がわかるとの話もありました。つまり雪に埋もれない高さの枝に刺すというものです。みなさんも登・下校途中に岩倉の自然からのメッセ-ジを自分の感性というアンテナで感じとってみてください。
After we moved from Imadegawa to Iwakura, we could really get the feeling that we are surrounded by nature. There are crabs, dragonflies and snakes in the river next to the school.
In the photo, we can see a frog that has been placed in a tree. The frog was placed there by a Bull-headed Strike bird, which leaves its prey impaled on branched to prepare as food for the winter.
The students can learn a lot from the nature around them in Iwakura.