同じ時間は同じだけ楽しめる

3日間でも一生の思い出になった
国際交流というと、どこへ行って何を見たかという商品企画としてのツアー内容が語られがちです。しかし、それはちょっと違うかなと感じています。慶煕中学との四日間を終えた生徒たちの感想を読むと、残っているのはコースの内容ではなかったからです。普段使っている言葉が通じない相手と、同じ時間と空間を過ごす。そのなかで交わした一つひとつのやりとりが、書かれていました。国際交流とは人との交流なのだと、生徒たちの言葉があらためて教えてくれると感じています。(技術科 沼田 和也)
以下、生徒の感想を紹介します。
・「私は今回韓国留学を選んで本当に良かったなと思っています。初めての韓国で色々緊張していたけどツアーコンダクターの方や引率の先生がたくさんはなしてくれてとても楽しかったです。留学先の家族の皆さんもとてもいい人で日本語を使ってコミニュケーションを取ろうと頑張ってくれたりいろいろな場所へ連れて行ってくださいました。私が食べたいものややってみたいこと、行きたい場所を細かく聞いてくださり要望を叶えてくださいました。とても優しくて明るい家庭でホームステイの最終日にはこれで終わりかと少し悲しくなるほど楽しかったです。私はホームステイ先の子の習い事の見学に行かせていただいたのですが、習い事の子たちもとても私を受け入れてくださり、たくさん話しかけてくれました。学校のクラスの子達も少しずつ話しかけてくださり交流することができました。また、慶熙中学校のバディの子達が最後のバスツアーの最中にあの建物はあんな歴史があってなど韓国のことを細かく教えてくれました。皆さんとてもいい人で旅に関する心配はほとんどありませんでした。最後に皆さんが写真を撮ろうと言ってくれたり終わってからメッセージをくれたりして本当に嬉しかったです。私は全く韓国語がわからなかったので少し勉強して行きました。少し話せたり読めるだけでも楽しさは全然違ったなと思います。街には必ずどこかに日本語が書かれているのでわからなくてもなんとかなりました。ハングルの構造も比較的簡単なので留学してみたいと思っているなら韓国をお勧めしたいです。今回気づいたのは言語の壁などがあっても同じ時間は同じだけ楽しめるということでした。お互いの言語が完璧にわかるわけではないけど向こうはわかる日本語を使い、こっちも使える韓国語や翻訳機を使いコミニュケーションを取るだけでもとても楽しかったです。次はもっと韓国語を話せるようになってホームステイ受け入れをしたいです。」(高橋)
・「私は今回、2回目の国際交流でした。ですが、今回もすごく緊張していました。特に今年はホームステイのパートナーの顔がわからずに韓国に行きました。最初会ったときは初対面でもすごく優しく接してくださりました。去年は年上のひとが大半だったけど今年は年下のほうが多くて、でも全員がおとなっぽくてたくさん気遣いをしてくださりました。パートナーの家族の方もすごく優しくて「あこちゃん」と本当の家族のように接してくれました。
韓国語と日本語という言語の壁があっても心では通じ合っているように感じました!
パートナーが年下ということもあり、自分がしっかりしないとと思っていましたが、たくさん話しかけてくれたりして気楽に過ごすことができました。3日間という短い時間でも一生の思い出になりました。そして初めて会ってから3日間でもすごく仲良くできて時間が過ぎていくほど寂しくなっています。それぐらい楽しくて貴重な時間だったんだなと感じました。来年の夏はキョンヒ中学に行くことはできませんが、今年の冬、同志社中学に来られるときが最後になるのでたくさんお話してもっと仲良くなることを目標にします。なので韓国語を1月までに勉強をしたいなと思います!」(川島)
・「初めての海外、とても緊張したけれどそれよりも楽しいと思った。行きたいと思ったきっかけはずっと海外に行きたいと思っていて他にもアメリカやニュージーランドも選択肢としてあった。でも、隣の国である韓国のドラマや雑誌を見ていて韓国の文化や人と交流してみたくなった。初めて海外に行ってホームステイも韓国の街中を歩くもの全てが初めてなことだらけで感動した。韓国に行くと決まった時から少しずつ韓国語の勉強をしていたけれどいざ、話すとなったら韓国語も英語も出てこなくなって翻訳に頼ってしまった。もっと言葉で会話がしたかったし少し悔しいと思った。違う言語同士で会話をするのは思っていたより難しかった。1日目韓国に着いて学校に向かった。韓国の学校は同志社中学校とは違う雰囲気だった。いつも学校では日本語だらけだけど当然韓国だから韓国語ばっかりでとても緊張した。最初にパートナーが来た時あまり喋る事が出来なくて頭の中はどうしようかと心配だった。でも、皆んな凄く優しくて言葉は通じなくても話しかけやすいと思った。学校が終わってバディの家に行った時は凄く緊張した。それからすぐに夕食を食べに行った。そこで、仲良くなれたと思ったし相手の事を少しは理解できたと思う。2日目は授業を受けたけれど、とても楽しかった。クラスみんないい人たちばかりでとてもいいクラスなんだと思った。そこで、友達も出来たし韓国の生徒さんと交流出来ていい経験になった。3日目は明洞でグループで行動した。明洞は都会でいろんなものがあったし刺激になった。バスツアーも以前から行ってみたいところに行く事が出来たしもう一度行ってみたいと思えた。最後、お別れの時間で韓国語でスピーチを話した。3日間だけだったけれど新しい事だらけだったし成長出来たと思う。次はもっと韓国語を勉強していきたいと思う。日本語以外の言葉でその国の人と会話することはとても難しいと思う。でも、ホームステイや学校で会話をして少しでも良いから喋ってみる事が大切だと気づいた。黙っていたら何が言いたいのか分からないし自分から話そうとしなければ理解してもらえないからまずは勇気を出して話す事を意識した。僕が一番交流できたと感じたのは学校の授業でサッカーをした時だった。韓国の生徒たちで何を言っているのか分からなくてもスポーツをしていたらだいたい何が言いたいか分かったし自分からも話に行く事が出来た。だから、スポーツの力は凄いと感じた。この四日間で海外の人に話しかけるハードルが低くなったと感じたし自分としても成長出来たと思う。そして、それは親しく接してくれた韓国の生徒さんや先生のお陰だと思うし、次は韓国の友達が日本に来てくれた時に歓迎したいと思った。」(望月)






