
3/6fri 午後、上村剛史さんが来校くださり、日本と世界各地の砂を実際に見せてくださいながら、砂と石のお話をしてくださいました。上村さんは南極観測越冬隊員のご経験もある地学の専門家です。南極では時代ごとの氷を採取し、時代測定やその時代の酸素濃度を調べることで、南極(地球)がどのような歴史をたどってきたのかを明らかにする研究を担当されておられました。
最初に、「砂」の定義や作られ方、石の分類のお話を伺いました。砂は、岩石が細かく砕かれ、その直径が2mm〜1/16mm(約0.0625mm)の粒子のことだそうです。
お話の後、参加者の皆さんが実体顕微鏡を使って、各地のいろんな砂を実際に見ました。

南極の砂(ガーネット)、サハラ砂漠の砂(あまり尖っていない)、沖縄・西表島の星砂(有孔虫という単細胞生物の殻が星型)、福井・美浜町水晶浜の白くてきれいな砂(石英)、京都・琴引浜の鳴き砂(石英どうしがぶつかって、「キュッ」という音が鳴ったり、人の笑い声に聞こえたりする)、奈良の宇陀川の砂(ガーネットを含んでいる)、鹿児島の黒い砂(指宿市の砂むし温泉が有名、火山灰が混じっている)、神奈川・秦野市の渋沢鉱山跡地で取れる砂(黄鉄鉱を含んでいる)など自分の目で確認することができました。

上村さんがたくさん持ってきてくださった宇陀川の砂からガーネット(ざくろ石とも呼ばれています)というピンクの粒子探しに夢中になる生徒さんもおられました。

貴重な学びと体験をすることができました。
上村さん、参加者の皆さん、ありがとうございました!
(数学科 園田毅)




