會澤高圧コンクリート~Basilisk~

世界で注目される自己治癒コンクリートから、社会インフラの未来を考える学びプロジェクト
今週の学びプロジェクト(2026年2月20日(金)放課後)では、世界で注目されている自己治癒コンクリートをテーマに取り上げました。コンクリートに生じた微細なひびが、水分などの作用によって内部からふさがれていくこの技術は、まるで生き物が傷を治すかのような性質を持っています。インフラの長寿命化や、補修にかかる資源やエネルギーの削減につながる技術として、世界的に注目を集めています。
本校の技術科では、建築・土木の分野を題材に、橋の構造を考えるブリッジコンテストなどの学習を行っています。橋や道路、ダムやトンネルといった社会インフラは、普段の生活の中では当たり前の存在として目にしていますが、その背後には多くの技術者たちの知恵と工夫が積み重ねられています。そして會澤高圧コンクリートさんとは、白藤先生が理科の授業で紹介したのがきっかけで、同志社中学の探究授業として取り組んでいるものになります。
今回の学びプロジェクトでは、自己治癒コンクリートの事例を手がかりに、「なぜコンクリートはひび割れるのか」「インフラはどのように維持されているのか」「技術の進歩は社会をどう変えていくのか」といった問いを立てながら、建築・土木の世界を見つめ直します。身の回りにある橋や建物を、「見えない技術」に目を向けながら社会インフラの世界に関心を持てるようになればと考えています。(技術科 沼田 和也)
あたかも生命体が傷を癒すかのように、自ら修復するコンクリートを日本の企業が実用化した。このコンクリートを建材として使うことで、二酸化炭素排出量の抑制も期待されている。




