10/25(Sat) 古楽器を体験してみよう!

音楽でつながる同志社の取り組み
古楽器の魅力は音色だけではありません。木を削り、接ぎ合わせ、弦を張って初めて完成する楽器もあれば、鍵盤や弦・木材の響き板が精巧に組み合わされて、繊細な音を奏でるものもあります。または、木をくり抜き、穴の配置や仕上げの精度によって音色が決めるものもあります。本物の楽器に触れるということは、実はその背後にある膨大な作り手のアイデアや先人達の知恵、その作品の先にある表現への思いのようなものに触れることでもあります。音を鳴らした瞬間その音は、作り手の「当時」という空間を感じることができる瞬間でもあります。こう考えると、音楽はただ耳で聴くだけではなく、木工や金工、デザインといった人間の手仕事の結晶、作り手の思い、当時の空間を体感する場でもあるんだなあと、技術科の教員としては思うのです。
10月、同志社女子大学の音楽学科で開かれるワークショップ「古楽器を体験してみよう!」は、その象徴的な取り組みです。普段耳にする楽器とは少し違う楽器を実際に手に取り、音を感じることができます。これは同志社に勤める音楽の先生たちの輪の取り組みでもあり、「音楽は、人と人とを自然につなぎ合わせる力」という先生方の思いを基礎にした、生徒たちと共に互いに音楽を楽しむ新しい活動なのです。(技術科 沼田 和也)
「古楽器を体験してみよう!」@同志社女子大学(京田辺キャンパス)
女子大音楽学科の教室、楽器を使用して、初心者でも参加OKのワークショップです。
講師は女子大の先生方&研究会メンバーの水上先生。
現在使用されている楽器と少し違うヴィオラダガンバ(古い弦楽器)、チェンバロ(古い鍵盤楽器)、バロックリコーダーなどを実際触って鳴らしてみることができます。最後は合奏までできるかな?!
対象は小学生から大学生までどなたでも。(同志社生以外も可としてます)
申込フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSchwf8W8oq6sIuwd5ss4gmhztXCy_YF9dWVu8lza3tsHCGdpQ/viewform
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