UCバークレーに進学した沢さんが語る学びと進路

世界で活動するという選択
2025年5月2日、同志社中学校・高等学校の卒業生であり、現在カリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)に進学される沢さんが、本校でトークセッションを行いました。本校からUCバークレーに進学した生徒は歴代でわずか二人。世界的名門大学でのリアルな学びや、進学に至るまでの具体的な道のりについて語ってくださいました。
「英語が苦手でも、海外に挑戦していい」
沢さんは「英語が得意だったわけではない」と前置きしつつ、Duolingo English Test など自宅で受験可能なツールを活用しながら、留学への準備を進めてきたそうです。英語力そのものよりも、「学びたい」という熱意や、自分の学びの履歴や生き方を語る力が問われる。
「アメリカの大学は勉強だけでなく、その人自身の“人間力”を見てくれる。だから今、自分の“好き”や“夢中になれること”を深めておくのが大事」
「中学時代にやっておいてよかった」――“学びプロジェクト”が大きな力になった
印象的だったのは、沢さんが中学生のときに参加していた“学びプロジェクト”が、海外大学受験のエッセイや課外活動の実績として活用できた、という話です。
そのときは「ただ“面白そう”と思って参加していた」学びプロジェクトが、海外受験のときに“これが使える!”と気づいたそうです。海外進学を考えている人は、戦略的にこういう履歴をつくっているとのこと。学びプロジェクトでの参加とそこで得る経験や学びの足跡の積み重ねが、海外での可能性を広げることにつながるということをみんなに伝えたいとのことでした。
UCバークレーで学ぶ「環境経済政策」という挑戦
現在、沢さんが学ぼうとされているのは「Environmental Economics and Policy(環境経済政策)」という分野。地球環境と経済成長の両立をどう実現するかを考える学問で、まさにグローバルな課題に挑んでいます。「“環境”と“経済”って対立するものだと思っていたけど、両方を大事にしながら社会を変える視点があるんだと知ってワクワクした」というお話でした。
トーク後、沢さんは多くの生徒に囲まれて話し込んでいました。親しみやすく、ざっくばらんに語ってくれる姿に、生徒たちは勇気をもらったようです。今度は、沢さんにサンフランシスコからオンラインで学びプロジェクトをしてもらいます。楽しみにしていてください。(教頭 沼田 和也)
参加者の気づきnoteより
(登録していただいた気づきは、年間MMP表彰の際、まとめて返却されます。ぜひ気づきnoteを登録して学びの履歴を重ねてください)
・「自分もアメリカに行って学んでみてもいいなぁと感じました。UC berkeley のことを知りませんでした。とても賢いところやiPhone作成の相方の人や
ソフトバンクの社長、同志社の偉いさんの出身校でとても驚いた。そして、ノーベル賞を100個も取っていることとてもすごいと思いました。(東大で40ならUC berkeleyはもっとすごい!)
UC berkeleyはたくさんの面白い研究をするなぁと思いました。
[アメリカの受験について]
日本は勉強で決まることを知った。アメリカはたくさんの面から(エッセイ、課外活動、成績、英語のテスト)決まる。つまり、その人の人間力が試されること。
成績→日頃の学校の勉強(塾に行かなくてよくて学校だけで済む)。エッセイ→自分の人生についてどれだけ熱く語れるかが重要になる→性格を出してくれる
課外活動→今までのユニークな活動を書くことが大事。課外活動→沢さんは学びプロジェクトが受験につながった
英語のテスト→duplingo テスト→結果が2日で来る。アダプティブテストで、ストレスフリー、スピーキング機能向上につながるアプリだから良い!
AIの練習プラットホームもある! 勉強ツールを自分で探してやってみたいと思った
https://englishtest.duolingo.com/home
https://www.detstudy.com/auth/sign-up
https://det-bridge.com/free-practice-test
の体験を家でやって英語力を深めようと思った。
英語が使えると→たくさんの人と触れ合えてコミュニケーションが取れる
自分自身のビジョンを持たなければならないと思った
Environmental Economics and Policy
Environmental→環境という意味
Economics →経済という意味
経済とのバランスをとって環境問題を解決するという意見はすごく納得のいくものだった
重要
学びプロジェクトにたくさん参加する→自分の好奇心を高めることができる。面白いと思えることをたくさん増やすことができる
英語を頑張ることを大切にする。今回は沢さんありがとうございました!大学生活頑張ってください」(1年山本)
・「アメリカの学校は日本の学校と違って知識だけでなく学校の成績や性格、好きなことまで吟味してくれるのだなと思いました。
英語は難しいけど今の時代絶対に自分の武器になる分野なのだと思いました。ただ好きなことをやっていくんじゃなくて、将来のことも考えながら好きなことをやっていきたいと思いました。」(3年原田)
・「将来の自分の選択肢を増やすためにも苦手なことから逃げず、学びプロジェクトなどをはじめ色々なことにチャレンジしたり、英語の勉強を頑張って中学3年間をたくさんのことを学んだ有意義な3年間にしたいと思いました」(1年野口)