花山天文台での特別講義
柴田先生の講義で宇宙の魅力に迫る
先日、京都大学の花山天文台を訪れ、柴田一成先生から天文台についての講義をいただきました。柴田先生は、太陽の専門家ということもあり、太陽のことを本当に興味深くお話いただき、また宇宙の神秘や天文学の面白さを私たちにもわかりやすく説明してくださいました。特に、太陽フレアや宇宙で起きている現象のお話は、とても興味深く、ひきこまれました。その後の天文台見学では、大きな望遠鏡や歴史的な建物を実際に見学しました。教科書だけではわからない、実際の研究施設を訪れることで、宇宙や科学への興味が刺激されました。(技術科 沼田 和也)
*花山天文台(蹴上駅集合)花山天文台は、清水寺の裏の東山にある京都大学の施設です。1929年の設立以来、火星観測や太陽観測で世界的な成果をあげてきました。「アマチュア天文学の聖地」とも呼ばれます。1929年完成の建物(本館、別館、歴史館)は、昭和初期の貴重な建物として、2014年に「京都を彩る建物や庭園」に認定されました。
今回は花山天文台のお昼の公開見学会に参加します!晴天時には、リアルタイムの太陽プロミネンスが観望できます。太陽活動が活発な時には、フレア観望のチャンスも!
*ロックバンド「クイーン」のギターリストであるブライアン・メイさんは宇宙物理学の博士号も持っておられ、花山天文台に訪問されました。ブライアン・メイさんのサインや手形もありました。
*講義していただいた柴田先生の書物の一部を紹介します。
太陽の脅威と人類の未来 (角川新書) 新書 – 2024/7/10