新しい年度2017年度が始まりました。生徒のみなさんも私たち教職員も新たな気持ちがみなぎります。
実は身の回りの自然界でも、春を待っていたさまざまな動植物が新たな輝きを見せています。春のこの時季に神社や空き地の藪などに咲いている花に、オドリコソウ(踊子草)があります。日本原産種で、花は大きく2cmほどあります。この植物のまるで「踊り子」のような印象をもつ花の形(このような花の形を唇形花といいます)からオドリコソウと名付けられています。幼いころ、この花の基部の蜜を吸った経験のある方もおられるのではないでしょうか。
写真は岩倉キャンパス想遠館南の片隅に咲いているヒメオドリコソウ(姫踊子草)です。
この花も形がとっても愛らしく、春のこの時季の気持ちにぴったりで、観ているだけでウキウキしてきます。こちらは、ヨ-ロッパ原産の越年草で、日本には明治時代の中頃、東京で最初に発見されたと言われています。オドリコソウに似た花で小型なので「姫」が付いています。
先日、3月24日には「新入生登校日」があり、目が輝いていた新1年生との新たな出会いがありました。そして4月6日の「入学式」、10日の「始業式」と年度初めの行事が続きます。
この2017年度、この学び舎に集うすべての仲間が、健康で充実した1年となりますよう祈念しています。
With the start of a new school year, the students and teachers feel refreshed. It is also the season for flowers to bloom around us. One such flower that we can find blooming around the Iwakura Campus is the “Odorikosou” or “White Nettle”, which gets its name from its resemblance to a dancing girl.
As the new school starts, we pray that this year will bring us prosperity and health.