1886年5月30日、創立者新島襄は仙台に同志社分校を設置(翌年、宮城英学校として仮開校)するために仙台教会で説教しました。「キリスト教とは何か、と人から尋ねられたら愛をもってこれを貫く、と答えたい。」との言葉で始まった説教は、親子の愛、夫婦愛など身近な愛にも触れられながら、次のことばで締めくくられています。「キリストはこの愛をもってこの世に来られ、神の道を説かれ、私たちを救うために荊棘(いばら)の冠を被せられ、十字架に磔られた。また、この愛をもって私たちを近くに引き寄せ、今も私たちの心に働きかけられている。愛は忍び、許すものである。一見、弱々しく無力に見えるが、天下の誰が愛に敵対できようか。犬や猫でさえも人間の愛に動かされるではないか。」
日々、みなさんが礼拝や学年AH、また2学期から始まった企画、静かなひとときを求めての「Quiet Time」(水曜昼休み実施) などで宿志館の入口を通過するとき、いつもこの創立者のメッセ-ジが頭上にあることを意識してみてください。不思議と気持ちが安らぐことでしょう。
On May 30th, 1886, when the founder of Doshisha, Joe Nijima, founded a Doshisha hub-school in Sendai, he said these words, “When asked about what Christianity is, I want to answer that it is carry on loving.”
Every day, when the students use the chapel, they enter under this message from the founder.
If they can understand this, it would help them feel peace.