モルタル3Dプリンター 吉村建設見学
土木技術の専門家とデジタルの専門家が共同で新しいプロジェクトに挑む現場
ついに実現しました。吉村建設の見学でした!前回は、吉村さんに学校に来ていただき、「3Dプリンターを動かすとしたら何を作りたい?」という問いに対して、生徒たちが設計したものです。三角柱の物品がそれです。同志社のエンブレムを作りました。今後乾いたら、丈夫に板を乗せ、同志社のチェアとなります。
モルタルの3Dプリンターは本当に日毎に新しい開発がなされていくくらいに新しい技術です。土木建築の技術を持つ専門家である吉村建設とデジタルの専門家である株式会社Polyuseが力を合わせて取り組んでおられる最前線の現場を見せていただき感動しました。(技術科 沼田和也)
*吉村建設が取得された新技術
https://www.netis.mlit.go.jp/netis/pubsearch/details?regNo=KT-230174%20
*生徒の皆さんからの気づきnoteです。
・「今は3Dプリンターでたくさんのものが作れると知った.この先日常生活で使うようなものも3Dプリンターになってくと思う.3Dプリンターで作られた家や車を見てみたい」(1年眞﨑)
・「キーホルダーなどを作る小さい3Dプリンターしか使ったことがなかったので、最初あんなに小さい3Dプリンターでイスや家を建築できるのかと思っていたけれども実際はイス3脚分も入るようなとても大きい3Dプリンターだったので驚きました。本当だったら、何人もの人で何日もかけて作るものを3Dプリンターを使うと機械が二時間程度で作ってくれるので人件費や手間が省けてとてもいいなと思いました。そして何よりも自分たちが想像していたままのものが出来上がったのでとても嬉しく、早く置いてもらって座りたいです。」(1年和田)
・「最新の土木工事の技術を知ることができてよかったです。
3Dプリンターが思ったより大きくてびっくりしました。」(1年稲岡)
・「コンクリートが出る3Dプリンターを作るだけでコンクリートを作らなければならないし、
水平でないといけないからと精密に水平器を使って確かめるところなど、新しい技術を作り出す時にはとても繊細な作業が必要であることを知りました。」(1年佐々木)
・「土木の世界が進化していると思いました。」(1年山本)
・「3Dプリンターを使ったことはあったけど実際色々な場面で使うような3Dプリンターはモルタルとかコンクリートみたいなやつで規模がデカくなっていてすごいと思いました。これならパソコンで型を作るだけでよくてわざわざ一回一回型を作って流し込むみたいなことをしなくていいから便利だなと感じました。」(2年村木)