新しい3Dprinterの活用例を千葉大学大学院生たちが提案
エンボスレザーのキーホルダーづくり
技術・工学教育を研究している千葉大学大学院生がやってきて、3Dプリンターで型押しをつくりエンボス加工された皮製オリジナルキーホルダーをつくりました。
1 CADでデザインする(文字の場合、逆をデザインする)
2 3Dプリンターで出力した型を整える
3 キーホルダーの材料である皮に型を押し付ける
4 皮製キーホルダーの完成
3Dプリンターとの楽しい付き合い方を提案してくださいました。学びプロジェクトの参加についてある一定量をこえてくると、参加した学びプロジェクトをつなげて自分の気づきを創造する生徒が増えてきています。(沼田)
参加者の気づきノートより
・「3Dプリンタは、時間と繊細さを持って、間違いのない、少ない物を作っているんだなと思いました。」(1年松田)
・「今日の3Dプリンターの学びプロジェクトを体験してみた感想は、最初は⑶Dプリンターなんて簡単だと思っていたけど思いもよらず2回も失敗、1回目は樹脂が土台から外れたり、土台の幅が分厚すぎたりと作ってみたら意外と難しいんだなと言うことに触れた。2回目は土台から樹脂を出す部分が浮いていて名前や模様を作るのに失敗し、三度目の正直でやっと土台も厚すぎず、文字もつぶれず、(金属バットのマークは持ち手の部分が細すぎてびっくりマークになってしまったけど。)ほぼ完璧な3Dプリントを作ることができた。そのようなことがあって、大変だったけどパソコンで1から設計を考えて作った刻印の型が出来上がったときはとても嬉しかった。」(1年伊藤)
・「3Dプリンターの設計を複雑にすると、高さが難しくなっていったり、したいデザインにできなかったりしたけど、千葉大学の人に助けてもらって上手くいきました。」(1年原田)
・「前に吉村建設さんのお話で、3Dプリンターで歩車道境界ブロックや法面工事を行うことができるということや普通ならば4日かかる工事を3Dプリンターを使ったら1日でできたと聞いた後だったので、そんなすごい3Dプリンターを使ってみたいと思っていました。そして、今日使ってみて確かにデザインだけすれば簡単に使うことができるなと思いました。プラスチックの糸のようなもので印刷されるのをみるのはとても面白かったのですが、とても時間がかかってしまうのでそこだけできればとても完璧な機械になるのではないかなと思いました。」(1年和田)