やってみなければわからないブレード・デザイン
アーテックロガーの使用例
3年生で取り組む再生エネルギーの技術を考える授業では、ブレード(タービン)デザインコンテストを実施している。いかに効率的に風を捕まえることができるか、どのような羽が効果的なのかを探る試行錯誤が鍵となる。技術科の定番の授業として有名だが、資料を読んだり計算したりしているだけでは、本物の羽がまわるかどうかはわかなない。やってみなければわからない現実があるのだ。やってみて、うまくいかなかったとしてもそれを何度も修正していくことを通して、肝心な感性が磨かれるのだ。関川先生の授業ではやってみて初めて分かること、感じることができることができる。これはまさに感性OSのマインドを育む活動ともいえる。
方法は、1巨大な扇風機で強い風を発生させる、2 生徒たちがデザインした羽を発電機としてのモーターに取り付け、3 発生される電圧をモニタリングします。このとき役にたつのがArtec株式会社の教育用ワイヤレスロガーだ。4 2~3回目と試行錯誤をしていくうちに、風、羽、流体、回転速度、曲げ応力、摩擦など様々な事柄を想像することができるようになる。
こういったささやかではあるけれども、本物の経験がこれからの様々な教科の学びへと転化していく。そんなきっかけがこの授業にはある。(沼田)
https://www.artec-kk.co.jp/dl/arteclogger/