木の棚 メイキング・ストーリー
ひとりのすてきな学びのあしあと
ロイロノートには、生徒ひとりひとりのまなびの足跡にあふれ、技術の授業ではたくさんのものづくりをしてきた。2年生では木材をテーマに工作を楽しんだ。
ある一人の生徒のストーリーを追いかけてみる。
箸をつくることでカンナという道具と格闘した。
ヤスリ、サンダー、ボール盤、ヤスリ手仕上げ、塗装など使える道具体験が一気に広がった鍋敷き。
製図の技法として、等角投影、正投影、斜投影など技能を獲得した。
道具の技と製図の技能をつかって、本格的なデザインを開始した。
試行錯誤の末、くみ上げたオリジナルの棚。
好みの色を迷い考え抜いた塗装。
ひとりの生徒の育ちをみたとき、メイキング・ストーリーに感動するのは大人だけではないはずだ。(沼田)