和紙の研究
岡崎さんは、和紙の研究を1年生のころから進めています。1年生の時は、実際に自分で和紙をつくりました。作ってみて初めてわかることがたくさんあります。本物の体験が、さらなる興味関心を引き出します。
2年生となった今年は、和紙の職人の減少や後継者不足に関心を持ち調査にかかりました。なぜ和紙の需要が低下しているのか?対策については行政的な視点、マーケットの視点、文化的な視点、様々な視点から分析しました。和紙のアーティストの中野さん(卯月)にもアドバイスをもらいながら、新しい商品を求めて様々な素材を試作しました。
今後は和紙真ん中にしたビジネスの可能性について検証したいという夢を語ってもらいました。とてもすばらしい研究テーマです。
岡崎さんのように自分の感情を土台にした(地面に足をしっかりつけて)「問い」を立て、その問いと付き合い続けるの粘りのようなマインドが、今後の学校教育に必要なものだと私は思っています。問いに対して安易な結論で体裁を整えて終わりにして、すばやくタスクを回していくことが良いような風潮に一石を投じる研究になっているとおもいました。(沼田)
岡崎さんのReportをぜひご覧ください。
https://jhs.js.doshisha.ac.jp/wp-content/uploads/2022/10/c0016cdaa95dbc42b522015e12cc892a.pdf
Ms. Okazaki has been studying “washi”(Japanese paper) ever since she was G7, she actually made her own “washi” in this summer.
She is interested in the declining number of washi- craftspeople and the lack of successors, and keeping to investigate.
Why is the demand for “washi” declining?
Is the government planning countermeasures?
Shouldn’t marketing and cultural perspectives be analyzed?
She continues her research. With advice from washi-artist Nakano-san (Ugetsu), she is working on a prototype of a new type of “washi”. She has plans to conduct the possibilities of the washi-business in the next year. (Numata)