Space Hour DAY3
おもちゃなどの身近なもので、月面探査や宇宙の探索に役立つとは思いませんでした
7月16日16時より、宇宙探究プロジェクト”SpaceHourDAY3”の本企画は、同志社中学の学びプロジェクトを起点にして同志社女子中高の有志のみなさんをはじめ、同志社関連の方々が、オンラインで横につながり「宇宙」をテーマに学びあうというこれまでにない新しいスタイルの同志社学びプロジェクトの幕開けとなったものでした。最終日である今回は、同志社大学の渡辺先生よりオンライン講演をいただきました。(沼田)
(参考)
【以下、参加した生徒の気づきnoteから】
「今まで、地球でのことしか考えてなかったし、宇宙ことを考えたとしても、夢のまた夢だと思っていたのに、おもちゃなどの身近なもので、月面探査や宇宙の探索に役立つとは思いませんでした。
これからの人生に役立つと思います。
視野が広がりました。」
「物が変形するだけでもわくわくするのに宇宙で物が変形するなんてすごいなーと思いました。」
「そらきゅー このひとJAXA共同研究者である
あいそぼっと
月面、着陸探査
レゴリス
おもちゃ省
アイスペース
壊れる可能性に対してどのように対処するのか
レブ1を取り入れることによってどんなメリットが
月探査。宇宙に行きたくなります。やおき電池は持つのですか。
(感想)
とっても面白かった。そらきゅーを調べてみたい」
「おもちゃの開発に関わり賞をもらったり、技術者として宇宙開発に携わっている渡辺先生のお話を聞かせていただけたり直接質問に答えていただけたり本当にいい経験になりました。
昔ある企画で特定の材料を使って宇宙に関してのものを複数作ったことがあったのですが、実際に砂面を走らせて見たりすると問題が生じてしまったりうまくいかなかったので色々工夫されているのだなあと改めて実感しました。
いつか本当に月面に着陸して計画通りSORAーQが役目を終えられるよう祈っています!
貴重な体験をありがとうございました!」
「おもちゃだけだと思っていたタカラトミーも協力して、宇宙の小型探査機を作っていると聞いて、驚いた。野球ボールとほぼ同じ大きさで、すごく軽量で作られているのに、変形して進むようになっていたり、前後にカメラがついていたりと工夫されていてとても小さいのにすごいなと思った。砂の傾斜を登ることはとても難しいはずなのに、傾斜も登る事ができていて、すごいなと思いました。小型機はたくさん作れて、10個中9個壊れても、一つ動いていればいいので、多く作られる。
このまなぷろで沢山のことが知れました。宇宙のことについて興味があったので、すごく面白かったです。このことがニュースで見れるのを楽しみにしています。ありがとうございました。」
「月にはたくさんの探査機がいることが分かった。
研究にはいろんな機関が協力して、さらにそれぞれの役割があることがわかったので作業がスムーズに進むのかなと考えました。」
「小型探査機や月にいく技術などを知れてよかった」
「まず、なぜこのプロジェクトに興味を持ったのかというと、宇宙系のことに興味を持ちながらも、中2の後半くらいから学びのプロジェクトに参加していなかった。というのが率直な理由です。
今回、このプロジェクトに参加し、驚いたこととして一つ目は、「月面探査」ということについて、僕があまり知らなんだな。ということです。僕は、「もうすぐ、一般の人でも月に行けるのでは?」といううことをよく耳にしてきたので、「結構、月についての知識が今の人間は詳しいのかな。」などと思っていましたが、実際のところ、例として、ルナ・クルーザーと呼ばれる有人型の与圧ローバーというものがこれからの未来で月面に送られるらしいのですが、この車は、今までにないぐらい月面に送る中で結構の重さがあり、これが月面でどのような動きをするのかが、まだあまりわかっていないそうです。これが意外でした。確かに、実際に送ってみないとわからないことですが、今までにこういう大きさのものを月に送ったことがなかったんだなと思いました。二つ目は、一つ目の驚きに似ていますが、「レゴリス」という月を覆う砂についての問題や、このプロジェクトの本題である、「SORA-Q」が、この月にある砂の傾斜を乗り越えるための問題など、「月の砂」という問題があるんだということです。今まで月に砂があるということは知っていましたが、それが問題になる程ではないと考えていました。つまりは、僕が月や、宇宙ロボットについての知識が少なかったということです。
次に気づいたこととして、さっきは、「実際のところ」と言いましたが、もうすぐ有人で月に行けるのということを気付きました。なぜそう思ったのかというと、今日の渡辺先生の話で聞いたし、JAXAやタカラトミーのサイトでも見てみると、2030年ごろにはもう訓練された人たちが行けるくらいになっているとのことです。
次に今回のプロジェクトで知れたこととしては、小型の変形型月面ロボット JAXAの小型月着陸実証機「SLIM(スリム)」というものがあるということも知れたし、「GTAI」などのたくさんの宇宙についての会社がJAXAなどと関わっていること、世界中では頻繁にロケットが打ち上げられていることなどについてです。
ここまで話が長くなりましたが、今回のプロジェクトで、本当に自分が知らなかった詳しい月の問題や、宇宙ロボットについての知識などをたくさん自分の知識に蓄えることができたので良かったです。そして最後に、今日のプロジェクトでいろいろな情報、知識やとても興味深いことをたくさん教えてくれた渡辺先生に感謝したいです。さらに、渡辺先生は、身近にある自分が知っている玩具を作っていたことにとても驚きました。例えば、トーマスの実際に蒸気が出る、プラレールのものも、どこかで知ったことがあります。来年のこのSORA-Qを乗せたロケット、「SLIM(スリム)」が打ち上げられることがとても楽しみです。数時間の役割だと聞きましたが、その役割を終えたSORA-Qは、その後も何万年と残るそうですから、スケールの大きい話だな。と改めて実感できました。また、今回のプロジェクトで、自分があまり知らなかった、宇宙での技術面のことを自分が知らなすぎるということに気づき、これから、自分で調べていくきっかけになれたので良かったです。今日は本当にありがとうございました。」