マイクロプラスチック・ストーリー 佐竹監督とのトークセッション
マイクロプラスチック・ストーリー~ぼくらが作る2050年~
ニューヨーク、ブルックリンの5年生たちが世界的に大きなプラスチック汚染問題を学び、彼らの視点でこの問題の根幹が何かを問いただし、解決に向かって自分たちのコミュニティーからアクションを広げて行くまでの2年間を追ったドキュメンタリー。小学生がニューヨーク市の条例を変えてしまうというすごいストーリー。学びプロジェクトでは何回か上映会をさせていただきましたが、1学期の最後の区切りとして、映画監督の佐竹監督に学びプロジェクトに参加していただき、トークセッションをおこないました。日本にいらっしゃる間にとおもって急な予定でしたが設定させていただきました。
生徒の皆さんからの感想や質疑応答もたくさんあって、佐竹監督からは本当に熱いメッセージを頂いて、とてもエネルギーを頂いた1時間でした。
子どもたちのまっすぐな熱意から希望があふれるこの映画は世界30の映画祭に選ばれ6つの賞を受賞しています。
まだ見ていない人も多いと思いますので授業でも上映し、プラスチックを取り扱っていきます。
またこの映画は日本語吹き替え版を現在制作中で、選ばれた声優さんたちが録音に行ってらっしゃいます。9月には見ることができそうとのことで楽しみにしています。本校からも2名の方が参加されています。(沼田)
公式サイトhttps://www.microplasticstory.org/
YOUTUBE:https://youtu.be/fyGdt_ge4As
生徒の皆さんからの気づきNoteです。
・「佐竹監督が熱くてびっくりしました。プラスチックについて、何か行動を起こさなければいけないなと思います。」(1年)
・「とてもわくわくして楽しい時間でした。距離感という視点を学びました。その映像が何を伝えたいかによって求められる表現方法も変わってくるんだなと思いました。その表現を選ぶセンスと表現する技術。ドキュメンタリーは、ありのままをうつすので撮影される側がカメラを気にしない、撮られていることを気にしないようにする。そのために撮影される側の人と撮影者とのとても絶妙な距離感が必要になる。その距離感を掴むにはやっぱり経験が重要な気がする。友人でもなく、他人でもなく、撮影させてあげるでもなくしてあげるでもない、、家で出るプラスチックゴミがどういうものなのか観察してどうしたら減らせるのか考えてみたいと思いました。 」(2年)
・「私がこのプロジェクトに参加しようと思ったのは、実際に前にオーディションをした映画の監督の方とお話ができるという学びプロジェクトだったからです。このプロジェクトで、映画を見ての感想を共有したり、佐竹監督に質問したりしました。佐竹監督のあつい想いがとても伝わってきました。佐竹監督が実際に感じたことをもとに作られた映画だということを知りました。私もNYに住んでいたことがあるのですが、今思うとプラスチックがたくさんあったことを思い出しました。9月ごろに完成するということなので楽しみです。」(2年)
・「監督と話せてとっても貴重な体験になりました。」(1年)
・「ちゃんと分別されたゴミも→行政→業者→輸出→海へ流されるかも。。。企業に、もっと圧をかけるべき!焼却炉、30年使えて、50億円ほどかかる&捨てるのに7億円かかる。だから、違う場所に新しいの建てた。それって、全然持続可能でない。おかしい Power of 2 …一人では、難しいが、2にといれば、倍にUP。一緒にやってくれる人を探す。 リサイクルできるならいいんじゃね?→また燃やす。。。あんまり意味ない→減らさないと!! スーパー…客が言うと、結構いける。 企業…お客様相談事、調べたら信用できるか結構出てくる。 【撮影時】カメラを近くに!、子供達にカメラを持たす。」(2年)
・「このトークセッションの前の上映会を参加できてなかったので映画の内容の話の部分はあまり分かりませんでしたが、マイクロプラスチックの問題や佐竹監督の環境問題を解決するために条例を変えたりするなどの取り組みを知りすごいなと思いました。」(3年)