エディブル・スクール・ヤード
すべての子どもたちに学校菜園を
エディブル・スクール・ヤードという言葉を聞いたことがありますか?
CAのバークレーの学校から始まった取り組みで、学校で野菜を育て栄養などを学びながら生きている実感のようなものにアプローチしていく取り組みで、給食の改善に対する課題意識が出発点だったと聞いています。正確には、上記リンクとyoutubeをご覧ください。
「エディブル・エデュケーション ともに育て ともに食べる いのちの教育」https://youtu.be/r6_xT9PB4yc
私はこの取り組みや思想は以前から知ってはいたのですが、実際にかかわっておられる方からのお話を聴いたりディスカッションしたりすることがありませんでした。しかし先日オンラインで学校での実践例に触れる機会があり、まさに今私たちが取り組むべき課題ではないかと考えました。
現在、技術科ではすぐき漬けプロジェクトをきっかけにして授業では根菜(すぐき、大根、かぶ)の栽培を行い、それをつかった各家庭での調理のレポートを提出してもらうよう呼び掛けています。コロナの影響で、調理実習ができずに残念ですが、各家庭での調理となればそれはそれでオリジナリティあふれる報告でみたされるだろうとたのしみにしています。すぐき・すぐき漬けという京都の代表的な食文化を再考する良い機会であると考えいます。
学校の敷地内で菜園や畑を設計することはとても困難ですが、土袋に種を植えて袋ごとに育てるいわゆる「袋の畑」でも学校菜園という考えは実施可能ではないかと考えています。今後、バークレーとの学校にも教えていただきながらこのユニークで大切な取り組みにアプローチしてきたいと考えています。(沼田)