祇園祭の鉾を模型で再現
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模型の設計を通して深く知り、理解を深める
力作の模型を持ってきてくださった菊池さんは次のようにおっしゃっています。
「はじめていろいろな道具をつかって、思っているように切ることや全く同じ大きさに切るのが難しいことがわかった。1ミリでも大きさがずれるといけないので細かい作業が難しかった。・・(中略)・・本物はくぎを全く使わず紐だけで作られているが、僕は釘を使ってしまった。改めてすごいと思った」
模型とは頭の中で何をデフォルメしてどの部分の詳細をズームアップするのかという設計力と想像力が必要で、菊池さんのようにわずかなずれが作品に大きな影響を与えることを模型作りを通して理解されていました。また「でっぱりを入れることで組み立てやすさ」を設計するという工夫もされていました。
頭の中で描いた模型が形になっていくとき、わくわく感がどんどん大きくなっていきます。本校にお越しの際には、ぜひ菊池さんの模型をごらんください。(沼田)
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