<4月は新たな出会いの時です。ある日、立志館西側の芝生地で出会った鳥は、冬鳥のツグミでした。夏はシベリア南部~中部で繁殖し、晩秋になると日本各地に飛来し越冬する渡り鳥です。動く様子がとても愛らしく、草地の虫を探しているかと思えば、すぐにフル回転で足を動かし次の地点に移動します。カメラを向けると頭を上げてポ-ズをとります(右写真)。クイックイッと鳴き、同じ冬鳥のシロハラとほぼ同じ大きさです。4月も下旬になるとシベリアに帰って京都では見られなくなります。
さて、学内の花ばなとの出会いは3月中旬ぐらいから目立ち始めました。チャペル前の紅梅はさらに早く開花しましたが、あちこちの草地では春の陽気を待っていた花たちが咲き誇っています。オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ…どれも可憐な花たちです。群れで咲くので早春の見事な彩りが広がります。
このような学内の自然も、「2018年度新入生」との新たな出会いを心より楽しみにしているようです。
4月6日は入学式。岩倉の地では、あらゆる自然環境、3年間生活を送る校舎の数々、すべての教職員が、新たな出会いを今か今かと待っています。
April is a time for new encounters. The other day, I saw a Dusky Thrush on our campus. It’s a bird that spends the summer in South or Mid Siberia, but spends its winters in Japan. It looks very cute as it runs around chirping and looking for insects. It is about the same size as Pale Thrush. In late April it leaves Kyoto to fly back to Siberia.
Also. Many flowers are starting to bloom from mid-March. The Plum trees, the Persian Speedwell, the Japanese Nipplewart, and the Grey Stingfish flowers all look beautiful in bloom.
The nature on our campus is waiting for new encounters with the new students who will enter the school on April 6th.